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世界で一番君が好き~you are my treasure♡
第14章 動き出す黒い影

蓮は。

俺も何度か会った事があるだけ。

蓮が高校にも行かず働いてる時支部長に言われて幹部10人くらいで蓮に逢いに行った。

そうしたらどうだ???

アイツはビビりもせず俺等を追い返しやがった。


全くのブレもなくだ。

その後支部長も足を運んだが支部長でさえ門前払い。

支部長も殺す気なんてないからチャカも出せない。

素手ではアイツに勝てる奴はいなかった。


「その蓮って何歳なんっすか???」

豊は相変わらずなバカっぽい話し方でそう言った。

でもコイツバカだから使いようによっちゃ使える???

「お前間違えても蓮って呼び捨てするなよ?」

そう言うと豊は笑って・・・・。

「まだ若いんですよね?しかも部外者!!(笑)」


コイツ本当にバカだ。

「支部長は蓮が喉から手が出るほど欲しい・・・そう思ってる。アイツを引き入れるためなら何でもする・・・・それ位気持がある跡取りだ・・・お前なんか蓮が入ったら即鉄砲玉にされるぞ?」

力がない者は要らない。

そういう奴は・・・・。

どんどん捨て駒になる。



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