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世界で一番君が好き~you are my treasure♡
第14章 動き出す黒い影
「徹、荷物纏めて出るぞ・・・・」
岳さんはそう言って荷物をバックに終った。
彼女の雫さんは・・・・。
「良かった・・・でもこれから何処に行く?」
岳さんにそう聞きながら荷物を纏めた。
雫さんは可愛らしくって・・・ヤクザの彼女っぽくなかった。
何処で知り合ったのかは聞いてはいないけどー・・・・。
とにかく可愛くて優しい人だ。
年は22とか23とか??俺より少し上っぽい。
「とりあえず車だし、大阪は通らないで西方面に行こう・・・四国を通って九州とか・・・・」
安全牌だ・・・・。
雫さんは笑って・・・・。
「徹君、香川で美味しいうどんが食べたいね(笑)」
(笑)
そう言ったんだ・・・・。
「俺、うどんも良いけど高知でカツオ食いたい!!!!」
そう言うと岳さんは笑って・・・・。
「よし、お前ら食いたいの全部食いに行こう!(笑)行くぞッ・・・・・」
俺等が何で逃げてるか・・・・。
それは・・・。
岳さんの血の繋がっている弟、蓮さんの存在だ。