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世界で一番君が好き~you are my treasure♡
第20章 沖縄の先輩たちの現状
凪side
私と雫さんと徹君は3人でカフェの裏にある石垣に座って、
「はい!!ちーーず!!!」
徹君が私と雫さんの写真を撮ってくれていた(笑)
雫さんは凄く温厚な感じで話しやすい女性だった。
写真を撮り終わると徹君は景色を一生懸命撮ってる(笑)
「凪さん、・・・・本当にありがとうございます」
雫さんはそう言って私に頭を下げてきた。
・・・・・・・。
私は・・・何もしていない。
「私もね・・・蓮に助けてもらったの(笑)」
私も蓮がいなかったら剣崎につかまっていた筈。
あの日、蓮と龍之介君と一樹さんが・・・来てくれた。
そして涼さん達も来てくれたの。
私がそう言ってラテを飲むと雫さんは首を傾げ・・・・。
「私も・・・元は岳ちゃんに助けてもらった(笑)」
そう言った。
岳さんが????
雫さんはコーヒーを飲みながら、
「私・・・岳ちゃんに知り合う1年前に別れた人がいたんだけど、やり直そうって何度も言われてて・・・」
ストーカー????
雫ちゃんはゆっくり・・・髪を抑えながら話を続けた。
「暴力があったとかじゃないけど・・・結構しつこくて、断っても断っても家まで来ちゃって・・・そんな時岳ちゃんと仲良くなりだして、岳ちゃんが・・・丁重に断ってくれたの・・・・」
ヤクザが丁重にッ???(笑)
雫ちゃんは少し笑って・・・。
「その時・・・岳ちゃん頭下げて、今後は僕が彼女と一緒に居たいからもう手を引いてくださいって・・・(笑)・・・全然ヤクザって感じしなかったッ!(笑)」
頭下げたんだッ!!!(笑)