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いんらん荘の蘭子さん
第9章 生で乱交
次は三宅くんの番。

三宅くんはテーブルから立ち上がって、話し始めます。
「えーっと…法律にちなんだ小噺をします。 懲役や罰金など、法律で定められた刑罰を法刑といいます。 これをペニスの包茎と間違えた男がいまして…」

全く面白くありません。
私はアクビが出そうになるのを我慢します。

次は二木くんの番。

器用な二木くんはトランプマジックを披露します。
でも、二木くんは無口なので、説明もなく淡々とマジックが進行し、何が起きているのか分かりません。

パーティーの場に白けた空気が漂います。

最後に私の番になりました。
私は歌を披露しようと思っていたのですが、それでは場を盛り上げることは無理だと察しました。

私は部屋の隅に立って言いました。
「私の一芸はストリップよ」
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