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愛しの茉莉亜
第4章 僕だけの茉莉亜
ある日バイトが終わっていつものように茉莉亜を迎えに行くと、店の前で茉莉亜に抱きついている年配の客を見た。


「茉莉亜ちゃ~ん!また来るね~」


「吉田さん、ありがとうございました。お気をつけて」


こんな事酔った客相手では当たり前のやりとりだ。


でも僕は無性にに腹が立った。


僕の茉莉亜に触るな!


心の中で叫んだが、もちろん実際には言えなかった。


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