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愛しの茉莉亜
第8章 穏やかな日々
「ただいま!」


アパートのドアを開けると美味しそうな匂いが立ち込めた。


「優ちゃん、おかえり!」


茉莉亜もウキウキとした様子で駆け寄った。


「ジャーン!」


僕は背中に隠していた花束を見せた。


茉莉亜は目を輝かせた。


「クリスマスプレゼント」


そう言って茉莉亜に渡した。


「優ちゃん!凄い!茉莉亜お花貰うの初めてだよ!ありがとう」


僕はちょっと得意気な顔になった。


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