この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛しの茉莉亜
第8章 穏やかな日々
「茉莉亜も優ちゃんにプレゼントがあるんだ」
先に茉莉亜が口を開いた。
僕は何か分かっていたが、驚いたふりをした。
「はい!」
可愛らしくラッピングされた袋のリボンを解くと案の定、手編みのマフラーがクルクルと巻かれて入っていた。
出そうと掴んだら、マフラー以上の重みに驚いた。
そっと袋から出しクルクル巻かれたマフラーを外すと、なんとカメラのレンズが包まれていた。
「茉莉亜が編んだマフラーと…優ちゃん、前にそのレンズ真剣に見てたでしょ。欲しいのかと思って…」
それは欲しかった僕のカメラの300の望遠レンズだった。
「すげぇ、有難う!大切に使わせてもらうよ。
勿論、手編みのマフラーにはもっと感動だ!」
茉莉亜が夜な夜な編んでいた、気持ちのこもったマフラーは本当に嬉しかった。
「茉莉亜、俺ももう一つあるんだ」
茉莉亜が不思議そうな顔をした。
僕は小さな箱を茉莉亜の手の平に乗せた。
先に茉莉亜が口を開いた。
僕は何か分かっていたが、驚いたふりをした。
「はい!」
可愛らしくラッピングされた袋のリボンを解くと案の定、手編みのマフラーがクルクルと巻かれて入っていた。
出そうと掴んだら、マフラー以上の重みに驚いた。
そっと袋から出しクルクル巻かれたマフラーを外すと、なんとカメラのレンズが包まれていた。
「茉莉亜が編んだマフラーと…優ちゃん、前にそのレンズ真剣に見てたでしょ。欲しいのかと思って…」
それは欲しかった僕のカメラの300の望遠レンズだった。
「すげぇ、有難う!大切に使わせてもらうよ。
勿論、手編みのマフラーにはもっと感動だ!」
茉莉亜が夜な夜な編んでいた、気持ちのこもったマフラーは本当に嬉しかった。
「茉莉亜、俺ももう一つあるんだ」
茉莉亜が不思議そうな顔をした。
僕は小さな箱を茉莉亜の手の平に乗せた。