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愛しの茉莉亜
第11章 空虚の日々
僕はただ息をしていた。


僕の体は殆どが茉莉亜でできていたようだ。


学校もバイトも随分行っていない。


何もする気がしなく
ほぼベッドの上で過ごしていた。


茉莉亜が玄関から、『ただいま』と帰ってくるような気がして、玄関を何度となく見に行くが、ドア開く事はなかった。


僕は孤独に押しつぶされそうだった。



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