この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ひまわりの花束
第14章 夏季休暇何する?
初めて訪ねるそうさんの部屋に少し躊躇していたけれど、そうさんの後をついて行くことにした。
そうさんの部屋には、こじんまりとした使いやすそうなキッチンが付いていた。
まだ、夕食には時間が早いので、コーヒーを飲みながら一休みすることになった。
「座って」勧められたダイニングの椅子に座り、ぐるりと周りを見回す。
綺麗に片付けられた部屋の壁ぎわには、大きな本棚があり、小説や写真集がたくさん並んでいた。立ち上がって本棚を見てみると、植物の図鑑や国内外の有名な庭園の写真集だった。
「何か気になる本があったら見て良いよ」
「本当に植物が好きなんですね」
「写真集を眺めているだけでも、癒されるからね」
私でも知っている庭園の名前が書かれた写真集をめくってみると、素敵なバラ園の写真が出てくる。
「そうさんは、バラが好きなんですよね」
「うん、そうだよ。これ、こんなバラ園、いつか自分も作ってみたいと思うんだ」
写真集のページをめくり、大小さまざまな、真っ赤なバラの庭の写真を嬉しそうに見せてくれる。
そうさんの部屋には、こじんまりとした使いやすそうなキッチンが付いていた。
まだ、夕食には時間が早いので、コーヒーを飲みながら一休みすることになった。
「座って」勧められたダイニングの椅子に座り、ぐるりと周りを見回す。
綺麗に片付けられた部屋の壁ぎわには、大きな本棚があり、小説や写真集がたくさん並んでいた。立ち上がって本棚を見てみると、植物の図鑑や国内外の有名な庭園の写真集だった。
「何か気になる本があったら見て良いよ」
「本当に植物が好きなんですね」
「写真集を眺めているだけでも、癒されるからね」
私でも知っている庭園の名前が書かれた写真集をめくってみると、素敵なバラ園の写真が出てくる。
「そうさんは、バラが好きなんですよね」
「うん、そうだよ。これ、こんなバラ園、いつか自分も作ってみたいと思うんだ」
写真集のページをめくり、大小さまざまな、真っ赤なバラの庭の写真を嬉しそうに見せてくれる。