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特別棟の獣~After story𓂃𓈒𓏸︎︎︎︎ 🕊
第9章 妊娠後期
でも、仕事から帰ってきた時に百合が俺の手を掴んで自分のお腹に当てた。
すると、小さくピクッ、ピクッとお腹が動くのを感じた。
「え…、これが胎動…?」
「うん、やっと吏生に胎動感じてもらえた!パパが帰ってきて嬉しかったのかな?」
「あ、また動いた」
「今日は元気だねぇ」
尊いってこのこと……?
それとも神秘的って言うの……?
この前までの不安は何だったんだろう。
もうそんなの一気に無くなった。
俺、2人のためにもっと仕事頑張らないとなぁ…