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特別棟の獣~After story𓂃𓈒𓏸︎︎︎︎ 🕊
第2章 私の旦那さんは嫉妬魔
家に帰ってからも、吏生の機嫌は直らなかった。
「吏生、いつまでそんな怒ってるの?」
「あいつ、百合の顔ばっか見てた。絶対狙われてる」
「いや、あの人は仕事してただけでしょ?」
「百合はあいつの味方するんだ?」
そんな事言ってないでしょ……
次は吏生が仕事の時に行くしかないかな…
「私が好きなのは吏生だけって知ってるでしょ?」
「………うん」
「そんなに不安?」
「不安って言うか、ムカつく」
え?それって私に…?
「百合をそう言う目で見てくる男とか、俺の余裕ない感じとかイライラしてくる」
なんだ、私に対してじゃないのか。
よかった。
でも嫉妬した後とかって……
「ねぇ百合、抱かせて」
そうですよね。
吏生は不安な気持ちを晴らそうと、嫌なことがあった後は決まって私を抱く。
嫌では無い。
むしろ愛情表現だと思ってる。
でも「1回ね」と言うと、キョトンとした顔をされた。
「吏生、いつまでそんな怒ってるの?」
「あいつ、百合の顔ばっか見てた。絶対狙われてる」
「いや、あの人は仕事してただけでしょ?」
「百合はあいつの味方するんだ?」
そんな事言ってないでしょ……
次は吏生が仕事の時に行くしかないかな…
「私が好きなのは吏生だけって知ってるでしょ?」
「………うん」
「そんなに不安?」
「不安って言うか、ムカつく」
え?それって私に…?
「百合をそう言う目で見てくる男とか、俺の余裕ない感じとかイライラしてくる」
なんだ、私に対してじゃないのか。
よかった。
でも嫉妬した後とかって……
「ねぇ百合、抱かせて」
そうですよね。
吏生は不安な気持ちを晴らそうと、嫌なことがあった後は決まって私を抱く。
嫌では無い。
むしろ愛情表現だと思ってる。
でも「1回ね」と言うと、キョトンとした顔をされた。