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第14章 2人きりの時間

お母さんがたまには2人で遊んできな、と言って蓮を預かってくれた。


吏生は久しぶりにデートしようと言い、観光地に連れてきてくれている。



「今日は百合の好きな事いっぱいしよ」



そう言って食べ歩きをしたり、買い物をしたりしていた。

吏生が休みの日は蓮を連れて公園に行ったり、食材を買いにスーパーに行くくらいしかしていなかったからいい気分転換になった。



蓮がいないのはやっぱり寂しいけど、吏生と二人でデートするのは独身に戻ったみたいで楽しい。