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第5章 小さな命

「うぅ……っ」


「本当にごめん……、もう行かないし誘われても絶対断るから泣かないで」



暫く抱き締めていると、百合は段々俺に身を預けるようになった。


何度も謝れば「もういいよ」と小さい声で許してくれる。



俺に触ってきたキャバ嬢、マジで恨む。


隣に座るなって言ったのに無理矢理来て腕掴みやがって…



あそこの会社と取引するのやめようかな。