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貴方を諦めます
第3章 彼の嫌いなところ
美紅と別れて、早めに着いてしまった教室に入るとまだ数人しか生徒はいなかった。
いつもギリギリに来るから、席なんて空いているところか涼ちゃんの隣に何も考えずに座るけど、今日はまだ殆ど空いている。
たまには窓際の後ろの席に座ってみようかなぁ。
席に座って窓から青空を流れる雲を無心に眺めていると、隣に誰かが座った気配がした。
それでも気にせず空を眺めていると、隣の人から声をかけられた。
「香織?」
「あ、涼ちゃん」
涼ちゃんから私の隣に座ることなんて滅多にないのに。
「昨日、講義来なかったね」
「うん、サボり」
「ふぅん」
短い会話をして私はまた窓の外を眺めた。
いつもギリギリに来るから、席なんて空いているところか涼ちゃんの隣に何も考えずに座るけど、今日はまだ殆ど空いている。
たまには窓際の後ろの席に座ってみようかなぁ。
席に座って窓から青空を流れる雲を無心に眺めていると、隣に誰かが座った気配がした。
それでも気にせず空を眺めていると、隣の人から声をかけられた。
「香織?」
「あ、涼ちゃん」
涼ちゃんから私の隣に座ることなんて滅多にないのに。
「昨日、講義来なかったね」
「うん、サボり」
「ふぅん」
短い会話をして私はまた窓の外を眺めた。