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密会
第11章 🌹March🌹(終章)-2
「もう垂らしたのか。
まだ触ってもいないだろう、美月。」
日比谷教頭が着用している水分を含んだスーツやスクラックスが度々、美月の身体に当たっていた。その摩擦すら快感になってしまったらしい。
消毒後、美月の両方の乳首は天井に向かってピンと上を向き、下のヴァギナから透明な液体を垂らしていたのだった。
その敏感なイヤらしい秘部へ彼は濡らしもしていない指を2本突っ込んだ。
「ンッ!アッ!...ヤァ!ンッ!あっ!」
一瞬痛みに顔を顰める美月だったが、意識せずとも尻を伝う膣内分泌液がローション代わりとなり、日比谷教頭の乾燥した熱い指先が徐々に湿り気を帯びていく。
「俺が欲しいか?美月。」
美月の肉襞をかけ分けた彼の指は3本に増え、バラバラに動かしながら、ざらついた部分を見つけると、重点的にそこを刺激する。
「アッ!!!あぁん!!!アッ...ほしい...です」
「何だ?聞こえない。どっちだ?」
「アッ!欲しい!ンッ!欲しいのぉ!!...」
恥を捨てて美月は子供のようなおねだりをしながら、悦楽に腰をくねらせた。
「素直で何よりだ。」
日比谷教頭は、美月の愛液で塗れた指を引き抜くと、自身のそそり勃った肉棒を彼女の膣口へと挿入していく。
「ンッ....んっ...アッ...イッく!...あっん!アッ!イクイクイクイクゥ!!」
肌と肌とが密着し、日比谷教頭の子供のように高い体温を美月は肌で感じた。
性的興奮により血管が青筋のように浮き出た彼の雄々しいペニスは、美月のGスポットを的確に攻め、寝室内に彼女の淫靡な呻きがほとばしった。
なんか...今日、凄い摩擦...。
いつも...こんな...気持ち良かったっけ...?
何か...忘れてる...気が...
....。
「!アッ...待って!!ナカはダメ!!...外に...アッ...お願ぁい外に出して!!」
絶頂が近く、恍惚とした表情を浮かべていた美月だったが、スキンを装着し忘れていたという非常事態に気付くと、日比谷教頭に向かって振り絞るような声で叫んだ。