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密会
第7章 🌹October🌹
「露骨なセックスアピールだな。だが悪くない。魅惑的だ。」
頭の先から爪先まで舐めるような彼の視線が私の身体を這った。
「黎一さんに気に入って頂けたのなら、嬉しいです。」
恥ずかしさと嬉しさで一杯になった私は、顔を俯かせながらそう言うと、「私の側へ来い。」と一言命令されて、ソファに腰掛けた彼の隣に少しだけ隙間を開けてからゆっくり腰を下ろした。
「お前の望みは何だ?」
私の明け透けな欲望なんて分かりきってる癖に、唇を寄せて、とびっきり良い声で尋ねてくる。
「私のヴァギナを...黎一さんの形にしてほしいの。」
恥じらいを捨てて、媚びを含んだ甘い声でおねだりをする。
今すぐにでも彼を感じる事が出来るのならと、多少馬鹿にされても構わない。
そう思いながら返答を待っていると、彼は底意地の悪い双眼を私に向けながら徐に口を開いた。