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密会
第7章 🌹October🌹



「拾って着ろ。今ここで。」


「....ここで...?」


「ああ。聞こえなかったのか?」


「いえ...でも、見られるのは恥ずかしいから...。」


「敗者に拒否権があるとでも?」


「...いえ、ありませんけど、でも」


「お前の裸体は美しいといつも言っているだろう?自信を持て。出来るな?」


譲歩はしない。さっさとやれ。

言外にそう含まれていそうな彼の威圧的な言葉に、私は極力下を向きながら、指定された服を身に付けて行く。



見ないで。恥ずかしいから見ないで。



痛い程に彼からの強烈な視線を感じて、頬が茹だりそうだった。手早く済ませようと思っていたのに、手が震えて思うように進まない。その上、亀甲縛りをモチーフにしたようなデザインのボディーハーネスの着用と、固定バンド付きのローターを取り付けるのに手間取って、予想以上に着替えの時間を要してしまった。



「美しいな。四つ這いでこちらへ。」



座面の突き出たカウチ部分に移動した彼はそう言うと、私の方へ手招く。

「ンッ...アッ...んっ」

遠隔ローターのバイブを固定する裏側に、多数の突起が付いており、丁度それが四足歩行をする際に、膣口のGスポット付近を刺激する。
喘ぎ声が漏れ出る自分が恥ずかしくて唇を噛み締めながら、彼の元へ近づいた。


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