この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
密会
第10章 🌹March(終章)-1🌹



4日間に渡って実施された学年末考査が終了し、終業式を控えた3月。
日比谷教頭との事を思い出さないように、仕事に打ち込んだ結果、疲れ切った身体は鉛のように重くなった。
だが、このまま帰宅する気にもなれない。
明日が彼に別れを告げられる日だからだ。

前日の夜、繁華街をいく当てもなく彷徨う。

都会の喧騒から離れた裏路地に入り、隠れ家のように、ひっそり佇むバーが目につく。
青いネオンでLUXESと書かれた看板が出ており、雑居ビルの2階に繋がっていた。


思いっきり飲みたいな。


階段を登り、店内に入るとロングカウンターと天井にまでボトルが並ぶバックバーが目に飛び込む。
カウンター席には1人、サラリーマンの男が座っているだけで、店内はひっそりとしており、落ち着きのあるバーだった。


/177ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ