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第13章 和解

『あああ～！』

隣の部屋からママの歓喜の声が聞こえてきた。

『嘘！娘が客を連れて泊まっているというのに
普通はしないでしょ！？』

「桃子さん、気持ち良さそうな声をあげてるね」

すっかり眠りに落ちたと思っていた圭一が
まだ起きていて
母のハレンチな声を聞かれてしまった。

「うちのママ…淫乱女でしょ？
私は、あんな母親の娘なのよ…
でも、ママはママだから私を嫌いにならないでね」

「だろ？
ママはママ…由香は由香じゃないか
だったらママが幸せになるのなら
あの豆田先生という男との結婚を許してやれよ」

「ママはママ…私は私かぁ…」

由香が幸せになりたいように
ママもきっと幸せになりたいのよね…

圭一の言う通りだと思った。

「由香…君は親離れして巣立つ時が来たんだよ」

これからは僕と新しい家族を作っていくんだよ

圭一はそう言うと体を起こして由香に口づけをした

『この人と新しい家族かぁ…』

じゃあ、新しい命を
私のお腹に宿してちょうだい

由香はそう言うと圭一に抱きついた。

「お母さん達もヤってるんだから…いいか」

圭一は体を反転させて
由香に覆い被さった。

「ほしい…」

「何を」

「圭一さんの、ちょうだい」

「それだけじゃ分からないよ。
コレは何て言うんだっけ」

すでに勃起しているペニスを
圭一は由香に握らせた。