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幼馴染の重すぎる愛
第11章 eleven
家に帰っている時、繋がれた手はいつもより力強く握られていた。
そして玄関に入ると、直ぐに壁に追い込まれて深いキスをされた。
「んんっ……、」
いつもはこんなに強引じゃないのに…
「あっ、んんっ…は、琉生……ッ」
「苦しいの?」
「んっ…」
頷いたのに、琉生はキスをなかなかやめてくれない。
足がフラフラしてきて、立っているのもやっとの状態。
倒れないように琉生の首に腕を巻き付けて抱きつけば、琉生は抱き締め返してくれる。
「ベッド行こうか?」
乱れた呼吸を整えながら頷けば、琉生は私をお姫様だったしてベッドまで運んでくれた。