この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
幼馴染の重すぎる愛
第2章 two
幼稚園の頃から愛結は可愛くて人気者だった。
男女問わず愛結の周りには人が寄ってくる。
そんな愛結を見て、僕は嫉妬に狂った。
僕に寄ってくる女の子達を使って、愛結を洗脳させたんだ。
“愛結ちゃんってブス”
“顔だって平凡なのに”
“誰にでもいい顔する八方美人”
愛結に聞こえるように悪口を言ってもらった。
繊細な愛結は酷く落ち込み、自分の部屋から出てこなくなった。
そんな時、俺はずっと愛結の側で慰めた。
仲が良かった友達からも裏切られたと思っている愛結に、僕だけは絶対に愛結を裏切らないと約束した。
愛結は僕だけを信用し、頼るようになった。