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幼馴染の重すぎる愛
第12章 twelve
新しくできたカフェはお昼ということもあり、凄く混んでいた。
でも詩織ちゃんが事前に予約してくれていたから、すんなりと中に入ることができた。
「パスタが人気らしいよ!」
「じゃあ私はこれにしようかな」
「じゃあ私はこっち!」
元気な詩織ちゃんと一緒に居ると、私まで心が温かくなる。
友達ってやっぱりいいな。
ランチを注文し終えると、詩織ちゃんはニコニコしながら私を見ていた。
「そんなに見られると恥ずかしいんだけど…」
「だって愛結ちゃん可愛いから目が離せないんだもん〜」
可愛いだなんてお世辞だと思うけど、悪い気はしない。
今まで酷い言葉を言われ続けてきたから嬉しい。