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幼馴染の重すぎる愛
第13章 thirteen
僕は震える愛結をただただ抱き締めた。
「うぅ…っ、やだっ…触らないでっ」
「ごめんっ、愛結…でも僕には愛結しかいないんだ…」
「嫌ッ…、嫌だっ!」
僕の腕か逃れようと愛結は身体を捩ったり、腕や足をバタバタしている。
「愛結っ、暴れないで…っ」
「嫌い…っ琉生なんか大っ嫌い!」
「愛結…、そんな事言わないで…何回でも謝るから…」
ベッドの上でずっと暴れる愛結を抱きしめ続けていた。
愛結は疲れたのか、暴れるのを辞めて泣き続けていた。
こんな事になるなんて思ってもいなかった。
ここまで来ると、もう洗脳なんてできないや…。
愛結に本当のこと言わなきゃな……
琉生 side END