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幼馴染の重すぎる愛
第15章 fifteen
実家に来て1週間が経った頃、私の気持ちは落ち着いてきていた。
今なら琉生のLINEも落ち着いて見れるかも。
充電器からスマホを抜いてLINEを開くと、昨日よりLINEの受信件数は多くなっていた。
琉生の名前をタップして内容を見てみると、毎日同じような内容が沢山送られてきていた。
『おはよう』
『ご飯食べれてる?』
『愛結に会いたいな』
『今日は何してるの?』
『愛結の声が聞きたい』
『電話も無理かな?』
『おやすみ』
毎日、数時間おきに送られてきていたLINE。
このLINEを見るまで、琉生を凄く憎んでいたけど今は何故か気持ちが穏やかだった。