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幼馴染の重すぎる愛
第2章 two
琉生は何言ってるんだろう。
私から離れることなんてないのに…。
「僕は愛結がいなくなったら生きていけないから。だからずっと一緒にいてくれる?」
「当たり前でしょ?私には琉生しかいないの」
「うん。愛してるよ、愛結」
琉生に抱きつけば、強く抱き返してくれる。
このまま2人だけの世界になればいいのに……。
そうすれば琉生が誰かに取られてしまう不安は無くなるから……。
「琉生……、どこにも行かないでね…」
「うん、僕は愛結のものだよ」
琉生は私を安心させるように何度もキスをした。