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幼馴染の重すぎる愛
第3章 three
琉生の言ってる意味がわからなかった。
私は全部を捧げているつもりだったから。
「全部?」
「うん」
私が首を傾げていると、琉生は両手で私の頬を包み込んでこう言った。
「愛結の初めてが欲しい…」
「えっと……、、」
それってやっぱりセックスだよね…?
心の準備ができてないよ……。
「嫌なんだね……」
「ち、違うよっ…?ただ…心の準備もできてないし…、その…恥ずかしいから……」
「恋人はみんな繋がりたいって思うものだよ?やっぱり愛結は僕の事、好きじゃなかった…?」
そんな訳ない。
でも、好きだからこそ琉生に身体を見られるのは恥ずかしい…
みんなはそう思わないのかな…?