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幼馴染の重すぎる愛
第1章 one
家が隣同士で、お互いの親も仲がいい。
過保護な私の親から大学に行って一人暮らしをしたいという許可を貰うのには苦労した。
琉生が同じ大学に通うから、一緒に住むって言う条件で漸く許してもらった。
「愛結の好きなクロワッサン焼いたよ」
「美味しそう。食べていい?」
「勿論。スクランブルエッグも今日は上手くできたよ」
琉生はなんでもできる。
小さい頃から色んな習い事をお互いしてきたけど、琉生に勝てるものなんて何も無い。
でも琉生は優しいから私をとことん甘やかす。