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第2章 ヨルノレシピ

"…何が？"

"1人エッチ"

"しないよ!!"

シャーペンを持つ右手がもう震えてしまいそう…。
どうしてバレてるの？


"いけた？"

咄嗟についた嘘はバレバレらしい。


"だからやってないってば"

でも認めるわけにはいかなくて。


"だって川田さん、さっきから俺の手ばっかり見てたし"

見られてたんだ…。


"して欲しいんでしょ？"

そう書くと、栗原くんの右手がスカートにするりと入ってきた。