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第1章 ダイエットレシピ

「ミオ。意識し過ぎだって」

ノゾミは言う。


「だ、だって」

こんなの意識しない方がおかしい。
誰かに気付かれたら…見られたらと思うと落ち着く筈がない。
むしろ意識するためのダイエット方法なんだけど…。


「次、移動教室だから早く行こう」

「う、うん」

ノゾミに言われるまま次の授業の教室に移動をした。