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キミ、拾った。
第5章 成長
日差しの暖かい日だった。
公園の芝生に転がってると、深呼吸したくなる。
「…このまま転がってたら寝ちゃいそうなんだけど。」
二人並んでころがってる片方の女が言った。
「いいじゃん。寝ちゃおうよ。」
「せっかくのお休みなんだけどなー」
でも、気持ちいい。
アキが来てから心が穏やかになった気がする。
それまでは話し相手もろくにいなかったせいだろうか。
アキは料理がうまくなったり
本が読めるようになったり
成長している。
一番心配していたのは性との向き合い方だった。
公園の芝生に転がってると、深呼吸したくなる。
「…このまま転がってたら寝ちゃいそうなんだけど。」
二人並んでころがってる片方の女が言った。
「いいじゃん。寝ちゃおうよ。」
「せっかくのお休みなんだけどなー」
でも、気持ちいい。
アキが来てから心が穏やかになった気がする。
それまでは話し相手もろくにいなかったせいだろうか。
アキは料理がうまくなったり
本が読めるようになったり
成長している。
一番心配していたのは性との向き合い方だった。