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キミ、拾った。
第5章 成長
「柔らかい…」
パフパフと押すだけの動きだった。
『これは女性に興味を持つ正常な行動だろうか。
いや、しかしこのままなし崩しのようになってしまうのも良くないんじゃないか?そろそろ一緒に寝るのをやめた方がいいのだろうか。性教育は私がするのか?本でも買ってきて読ませたらいいのだろうか…』
楓の頭の中で様々な思考が高速で行われた。
しかし、現在の行動に対しての適切な判断はわからなかった。
「んー…!」
アキは楓の胸に突っ伏した。
「楓さん、ぎゅーってして欲しいな。」
「え?あ、あぁ。うん。」
気づけばいつも寝てる時に甘えてくるような体制だった。
「落ち着くー…」
猫のようにゴロゴロと擦り寄ると、ウトウトと眠りの世界一歩手前まで漂い出した。
「…ほら、ベッドいこ。ここじゃあ眠れないよ。」
うん、と寝ぼけ眼で返事をしたアキはもそもそとベッドに入って眠った。
「うーん。これからどうしたものか…」
床であぐらをかいたまま、しばらく頭を悩ませたのだった。
パフパフと押すだけの動きだった。
『これは女性に興味を持つ正常な行動だろうか。
いや、しかしこのままなし崩しのようになってしまうのも良くないんじゃないか?そろそろ一緒に寝るのをやめた方がいいのだろうか。性教育は私がするのか?本でも買ってきて読ませたらいいのだろうか…』
楓の頭の中で様々な思考が高速で行われた。
しかし、現在の行動に対しての適切な判断はわからなかった。
「んー…!」
アキは楓の胸に突っ伏した。
「楓さん、ぎゅーってして欲しいな。」
「え?あ、あぁ。うん。」
気づけばいつも寝てる時に甘えてくるような体制だった。
「落ち着くー…」
猫のようにゴロゴロと擦り寄ると、ウトウトと眠りの世界一歩手前まで漂い出した。
「…ほら、ベッドいこ。ここじゃあ眠れないよ。」
うん、と寝ぼけ眼で返事をしたアキはもそもそとベッドに入って眠った。
「うーん。これからどうしたものか…」
床であぐらをかいたまま、しばらく頭を悩ませたのだった。