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待ち合わせ痴漢とじっくりH
第1章 電車での待ち合わせ
後ろに人の気配がした。満員に近い電車の中だとしても近過ぎる位置。合言葉の代わりとして示し合わせておいた画像をスマホに表示させ、自分の肩越しに後ろへ向ける。5秒ほど待ってから、スマホの画面を確認すると、メッセージが一件届いていた。

『画像、確認しました。紺のブラウスにブラウンのスカート、赤いバッグで合っていますか?』

人違いを確実に避けるために、近くに来たらもう一度、服装で本人かどうか確認してもらうように伝えていた。合っています、と返事をして、合言葉代わりの画像をもう一度スマホに表示させ、後ろに向ける。不意に当たったにしては不自然な手の感覚を腰に感じて、スマホの画面を別の画像に切り替えた。これがもう一つの合言葉代わり『待ち合わせ痴漢の相手は私で合っています』を意味するものだ。

画面を後ろに向けたあと、一拍置いて、もう一度腰に手のひらを感じた。今度はしっかりと張り付き、下へとおりていく。スカートの上からお尻の割れ目に触れられる感触。一瞬だけびくりとするけれど、すぐに身体の力を抜いて相手の手の動きを受け入れる。お尻の形を確かめるように手が動きまわり、そして指先が太ももの上を這いまわった。

「ん……」

声が出ないように唇を強く噛み締めながら、じわりとのぼってくる興奮と快感を噛みしめる。電車の中で下半身を撫で回されているという状況に私の心は完全に舞い上がっていた。

(やばい……これすごい)

背後にいる男がどんな顔をしているのかわからないけど、その息遣いは変わらない。私が何も言わなければ、周囲の人はここで何が起きているのか気がつかないだろう。そのことが更に私を興奮させる。スカートの中で、下着が熱く湿っていくのが分かる。後ろの男はそれを感じとっているのかいないのか、スカートの上から熱源を探るようにまさぐり続けている。

(もっと……ちゃんと触ってほしいな……)

そんなことを思ってしまう自分に驚きつつ、でも仕方がないよね、とも思う。だってこんな状況なんだもん。スカートの上から撫でられているだけでこの有様だ。どこまでいってしまうのだろう。
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