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生きた少女を生贄に
第2章 生け贄
次は何をされるのだうか…と不安で胸が押しつぶされ、キュッと目に力を入れ瞑ってしまう。
目を閉じてる間に、スッとオラの上にいた蛇が居なくなった。
どうしたのだろうと、うっすらと目を開くと目の前に居たのは、美雨だった。
「み…さ……め?」
「ん?どうした?」
さっきまでオラの体にまとわりついて居た
「蛇は?」
「我がの中に帰したが何か問題でも?」
「問題ってのはないけど…なんか整った顔が目の前にあると…オラの…心臓が落ち着かん……んっ……っ。」
オラの言葉を最後まで聞かず、美雨の口がオラの唇に触れた。
冷たくひんやりとする唇。…オラの唇を優しく冷やして行く。