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病愛狂想曲 ~ヤンデレ・カプリシオ~
第1章 執事 × 令嬢
「っ…」

思わず、その体に魅入ってしまった。
普段着痩せして見えるせいか、千藤が脱いだ時のギャップはすごい。
目の前で服を脱げば、尚更だ。

「…ふふっ…涼華様も、私の体にそそられていますね…?」
「え……」

正しくその通りで、ドキッと胸が鳴った。

「有り難う御座います、魅力的に見えたのですね……しかし……」

千藤は言葉を止め、涼華の体を眺めた。
愛らしい顔立ち。艶やかに流れる髪。首筋から肩にかけてのライン。細い腕。すらりとした脚。年齢以上に発育した胸……そして、快楽に反応して甘い蜜を溢れさせる秘密の花……

「涼華様のお体のほうが何倍も魅力的で、艶っぽくて…見ていて、とても…っ…触れたくて仕方なくなります…」

千藤はまるで、この世で一番美しい物を見ているかのようにうっとりとした口調で言う。

「…恥ずかしいわ…敦士さん…」
「恥じらう必要は御座いませんよ……涼華様の美しいお体も…一番感じる場所も…知っているのは、私だけです……」

再び覆い被さると、涼華の首筋にキスを落としながら胸を揉みしだく。

「あ…あっ…んんっ」

柔らかい胸に指を食い込ませ、感触を味わうように好き勝手に形を変える。痛みはないが、これより少しでも強く触れようものなら絶対に痛い。
そのスリルに自分に対する欲と慈しみの両方を感じて、涼華は切なそうに背筋を震わせた。

「涼華様は、ココも弱いですよね…」
「あんっ!」

胸の先端が痺れるような感覚に、思わず高い声があがる。
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