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ラブカルチャースクール
第11章 NEXT Level S
「はぁ…はぁ…。」

セイジにしがみ付いて、息を整える。

そんな小さな私の身体をセイジは、優しく抱き締めて背中を擦ってくれていた。

あれ…私は何度もイッたけど…セイジはイッてない気がする…。

「セイジ…。」

「ん?琴海さん、大丈夫?」

キュン!

こんな一言に、いちいちトキメイてしまうわ。

「うん…落ち着いてきた。けど…。」

「けど?まだ、どこか何かして欲しいかな?」

声が凄く優しいけど、これ以上は今日は無理だわ! 

「あっ、じゃなくてね……セイジは、イッた…の?」

う~!こうゆうの聞くのってドキドキするのね。

クスリ…と、小さく笑うのが聞こえ

「気にしなくて…いいよ。」

気にしなくて…って、言うことは…

「イッて…ないの?」

「はは…講師は基本的には射精しないよ。あくまでも生徒さんの性感開発と、テクニック上達が目的だから。」

そうなんだ…ラブカル徹底してるのね…だけど…

「だけど…辛くない…?」

「ん~そうだね…若者は辛いんじゃないかな?一応、耐えられる人物を厳選してるみたいだけど。」

「セイジも若者だと思うけど…。」

「30歳は若者じゃないよ!でも今日は…一緒にイケたら気持ち良かっただろうな…。」

ドッキーーーーーーンッ!!!!!

なななっ!!!どうゆう意味!?

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