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第26章 Lesson 卒業

「あっ…はい……あっ…んっ…。」

激しい愛撫をされてる訳でもない、情熱的なキスの嵐を受けてる訳でもない…。

ただ…ヤナセの動きは一つ一つが繊細で…女心をくすぐる…

まるで、王子様が姫を守るなら、こんな感じなのかなとか…。

身体がジワリジワリと、火照り出す。　

「あっ…ん…んん…。」

うつ伏せのままで、シーツを握る。

「琴海様…仰向けになれますか…。」

ドッキン…胸…見られる…。

「は…はいっ！」

声を裏返しながら身体の向きを変え、仰向けになったが、咄嗟に胸を隠してしまいそうになると、ヤナセが腕を掴み

「クス…琴海様は、本当に可愛いらしいですね。」

「へ……可愛…あっ…あんっ！」

聞き返す間も無く、胸元にヤナセの顔が埋められた。

散々、揉まれた胸はヤナセの指が吸い付く様に求め、硬く勃起した乳頭は口の中にすっぽり包まれ、舌全体で刺激される。

「あっ…あぁっ！あんっ！」

他の講師と同じ様に揉んでる様で、何かが違う…多分的確に感じる動きを知っているんだろう。

感じ易い右胸の乳首を舌先で転がし、突つく。

いつもキーボードを弾いてた、ヤナセの綺麗な指たちは、波を起こすみたいに、小さな乳房を揉みあげる。

「あはっ…あぁあぁ…あぁんっ！」

胸を甘く、優しく責められると、秘部からトロリと蜜が流れ出るのが解った。