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碧い雨の夜に…
第2章 【本能的に……】
奥まで届いてるのにまだ大きくなるの…?
夢中で絡ませ合ったら繋がってる根元が波打ってきた。
「ハァハァ、リセちゃん此処に手置いて」とナオは仰向けになり、胸辺りに手を置かされた。
お尻ごと持ち上げた下からのピストンが脳天を突き刺す。
「あっ…あぁっ……あっあっ…はぁん…っ」
「リセちゃん、声っ……抑えなきゃ」
「無理っ……こんなの無理…っ」
「仕方ないな、可愛過ぎて参っちゃうよ」
起き上がってきたナオにキスされてすぐにイかされた。
耳元で「1回出すね」って言われた気がしたけど頷いて意識が飛んだ。
なんかフワフワしてて鼻が擽ったい……て思ってゆっくり目覚めた。
ナオの長い髪が鼻先をかすめていてフワフワなのは腕枕されていたから。
寒かったのかな、私が着ていたパーカー着て寝てる。
フードまで被って。
私にはちゃんとパジャマ着せてくれてるのに。
本当、美人は寝顔も綺麗だな。
整ってる。
涎とか、鼻毛とか、ダメなところ一切ないよね。
モデルだから?
私より女子力高いもんね。
寝顔にキス…………
一度してみたかったんだ。
起きなくて良い。
恋人の特権。
また胸の中で眠りにつくから。
朝になって
「何でパジャマ着なかったの?」と聞いたら
「リセちゃんが足りなかったから」って言われた。
(えっ……!?!?) だよ!!
そんな可愛い顔して何を言うの。
「………そっか、ごめん、1回で終わって」
「ううん、幸せそうな顔して寝てたから許した」
少しだけ背の高いナオは萌え袖に温かいカフェオレを飲む私を後ろから優しく抱き締める。
私だけが知ってる、男のナオ。
素の部分。
髪もひとつにまとめてる。
カップを置いて正面から抱き合う。
細いから手が余っちゃうよ。
「まだ着てて良い?リセちゃんの匂いに包まれてたいから」
「本人此処に居るのに〜」
「四六時中一緒には居れないもん、だから離れてもリセちゃんのこと感じられるから良いでしょ?」
「うっ……そうでした、今日は昼からスタジオだ〜」
「でしょ?ボクは今日オフだからご飯作って待ってるね?あ、迎えに行こうか?リセちゃんが良ければだけど」