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疑似恋愛(仮)
第3章 ~微妙な関係~
2人に出会ってから


百合は時間が合ればその店に行くようになった。



【二人とももういるよね?】



店に入り急ぎ足でスロットコーナーに行く。




【あ…いた】



遼の姿を確認した百合は安心した。




「どう?」



百合は遼の後ろに立ち話しかけた。



「百合ちゃん。おはよう。う~ん。いまいち伸びないよ」




と言いながらもドル箱には山盛りのメダルが入っていた。



「そうなの?じゃあ今日はやめておこうかなぁ?」




「そう言えば圭太の横の台がよさげみたいだよ?圭太は…あっ戻ってきた。あそこだよ」




と圭太の台を指さした。

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