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第6章 ～圭太の想い～

「……やだ…はずか…しいよ…」



【恥ずかしい？まだそんな関係じゃないのか？…もし…ここで…オレ達がそうなったら…百合はオレを…遼は…】




「百合、服…脱ごうな。楽になるぞ」




このとき圭太は理性が飛んでいたのかも知れない。
いや…そうまでしても百合を、自分のものにしたかったのかも知れない。




「り…遼…くん」




幸い？百合はまだ意識をはっきりと取り戻してはいない。



【オレのものにするなら今しかない】




一枚、まだ一枚と百合の衣服を脱がせていく。



「百合…きれいだ」




下着姿になった百合を見て圭太たまらずキスをした。




「ん…遼…くん。すき…好きなの」




自分を遼介と間違えているのはわかっている。




【オレだって…百合が…好きだ。他の男には…遼にだって渡したくない】




圭太はもう一度百合にキスをした。