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臨時ヌードモデル ~梨果14歳の一年~
第31章 美幸サイドストーリー①
「ほら、やっぱり実力のある者にステージは用意されるんだよ。」
以前おじさまがそんな話をしてくれた事を思い出した。でも今回は違う…。私は自分の身体を売って梨果ちゃんから奪ったステージ。急に自分のしたことが穢らわしく感じておじさまの顔を見ているのが辛くなった。
「…梨果ちゃん戻ろ。時間だよ。」
「あ、うん、おじさん、またね。」
「お、おう…。」
おじさまの前から逃げてしまった。
「はーい!再開しよう!いくよー5秒前、4…3…2…。」
「先生!質問です。ここはどう解けばいいですかぁ?」
「そっか!そういうことねっ。解らない所は徹底解説っ!最強の講師陣が私たちを迎えてくれます!」
(梨果ちゃん、ブリッ子だよ!ブリッ子。)
目でそう合図する。
「私も河海塾でワンランク上を目指せましたっ!」
「高校受験なら河海塾っ!みんなも一緒に学ぼっ!」
「カァットッ!可愛いいっ!だいぶ良くなったよ梨果さん。その調子でもうワンテイク行こう!」
ガクッ…。
「えぇーっ!」
撮影開始から6時間…やっと終了した。
「美幸ちゃんごめん、私のせいで…。」
「経験ないんだから仕方ないよ。」
「やあキミたち、ご苦労様。」
(社長さん…。)
「あ、社長さん、お疲れさまでーす。このセーラー服前に貰ったのと同じのでしょ?また手配してくれてなんかゴメンナサイ。」
社長さんに気軽に話しかける梨果ちゃん。
「いいんだよ。気にしないで。同じものの発注は簡単なんだよ。」
「私のせいで長引いちゃって…。」
「あははは、それで梨果くんは乗り気じゃなかったんだね。でもありがとう、感パケが楽しみだよ。早ければ3月中にオンエアされると思うよ。」
「楽しみにしてます。」
「美幸くん、キミの”こと”も楽しみにしてるよ。」
ポンポンとわたしの肩を叩いて社長さんは行ってしまった。
「あ、おじさんだ!おじさーんお待たせ。」
「おじさま…、梨果ちゃんも。このあと時間ありますか?お話があります。」
「…大丈夫だよ。お腹すいたでしょ。食事でもしながら話そうか。」
以前おじさまがそんな話をしてくれた事を思い出した。でも今回は違う…。私は自分の身体を売って梨果ちゃんから奪ったステージ。急に自分のしたことが穢らわしく感じておじさまの顔を見ているのが辛くなった。
「…梨果ちゃん戻ろ。時間だよ。」
「あ、うん、おじさん、またね。」
「お、おう…。」
おじさまの前から逃げてしまった。
「はーい!再開しよう!いくよー5秒前、4…3…2…。」
「先生!質問です。ここはどう解けばいいですかぁ?」
「そっか!そういうことねっ。解らない所は徹底解説っ!最強の講師陣が私たちを迎えてくれます!」
(梨果ちゃん、ブリッ子だよ!ブリッ子。)
目でそう合図する。
「私も河海塾でワンランク上を目指せましたっ!」
「高校受験なら河海塾っ!みんなも一緒に学ぼっ!」
「カァットッ!可愛いいっ!だいぶ良くなったよ梨果さん。その調子でもうワンテイク行こう!」
ガクッ…。
「えぇーっ!」
撮影開始から6時間…やっと終了した。
「美幸ちゃんごめん、私のせいで…。」
「経験ないんだから仕方ないよ。」
「やあキミたち、ご苦労様。」
(社長さん…。)
「あ、社長さん、お疲れさまでーす。このセーラー服前に貰ったのと同じのでしょ?また手配してくれてなんかゴメンナサイ。」
社長さんに気軽に話しかける梨果ちゃん。
「いいんだよ。気にしないで。同じものの発注は簡単なんだよ。」
「私のせいで長引いちゃって…。」
「あははは、それで梨果くんは乗り気じゃなかったんだね。でもありがとう、感パケが楽しみだよ。早ければ3月中にオンエアされると思うよ。」
「楽しみにしてます。」
「美幸くん、キミの”こと”も楽しみにしてるよ。」
ポンポンとわたしの肩を叩いて社長さんは行ってしまった。
「あ、おじさんだ!おじさーんお待たせ。」
「おじさま…、梨果ちゃんも。このあと時間ありますか?お話があります。」
「…大丈夫だよ。お腹すいたでしょ。食事でもしながら話そうか。」