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臨時ヌードモデル ~梨果14歳の一年~
第44章 梨果の朝帰り
思わず梨果を怒鳴ってしまった。
「ちょっと、父さん!どうしたの?!」
二階から降りてきた友也が心配する。
「説明しなさい!」
「…学校あるから。」
「朝食は!」
「いらない。」
梨果は足早に二階の自室で制服に着替え、朝食を食べ終えたばかりの友也を引きずるように連れて出て行ってしまった。
すると寝不足がたたったのか急に気分が悪くなりその場で倒れてしまった。
気を失ったようで気が付くと見慣れない天井が見えた。ベッドに寝かせられており周りを見回すと傍らに妻が座っていた。
「やぁ…やっと目覚めたね。」
「…一体どうしたんだ。」
「倒れてあまりにも目を覚まさないから救急車を呼んだのよ。」
「ああ、そうなのか…。」
「目覚めたら精密検査だそうだ。看護師さんを呼ぼう。」
「そうか…。」
妻は枕元のナースコールを押す。時計を見ると16時を回っていた。すると友也が病室に入ってきた。
「父さん、大丈夫なの?」
「ああ友也。大丈夫だ。」
「おじちゃん。大丈夫?!」
「お父様!どうなされたんですか。」
そして現れる友也の彼女の奏音と小さな生き物美月。学校を終えてそのまま見舞いに来たのだろう、2人とも制服姿が麗しい。
「やあ、奏音さんに美月さん。君たちも来たのかい。ありがとう心配いらないよ。もう元気だから。」
「女子に免疫がなかった友也がいつからそんなに女の子を連れて歩くようになったんだい?」
友也が連れてきた少女たちを見た妻が訊ねる。
「あ、母さん紹介するよ。彼女がお付き合いしてる奏音さん。」
「ほお、君が友也の彼女さんか。美人さんなのに友也なんかでいいのかい?あははは!」
「ちょ!母さん…。」
「お、お、お、お母様!は、はじめまして、か、奏音と申します!よ、よ、よろしくお願いします!」
「奏音緊張しすぎー。」
美月が突っ込む。美月と妻は二度目の対面だ。
「その節はお世話になりました。」
美月は舌っ足らずながらしっかりと妻に挨拶をしていた。
「相変わらず可愛らしい子だ。お二人とも今日はわざわざお見舞いありがとう。」
「梨果は?」
友也たちに訊ねる。
「えっと…。いや、下のロビーにはいるんだけど…。」
目を見合わせる3人。
コンコンコン
「失礼しまーす。」
看護師が入ってきた。
「ちょっと、父さん!どうしたの?!」
二階から降りてきた友也が心配する。
「説明しなさい!」
「…学校あるから。」
「朝食は!」
「いらない。」
梨果は足早に二階の自室で制服に着替え、朝食を食べ終えたばかりの友也を引きずるように連れて出て行ってしまった。
すると寝不足がたたったのか急に気分が悪くなりその場で倒れてしまった。
気を失ったようで気が付くと見慣れない天井が見えた。ベッドに寝かせられており周りを見回すと傍らに妻が座っていた。
「やぁ…やっと目覚めたね。」
「…一体どうしたんだ。」
「倒れてあまりにも目を覚まさないから救急車を呼んだのよ。」
「ああ、そうなのか…。」
「目覚めたら精密検査だそうだ。看護師さんを呼ぼう。」
「そうか…。」
妻は枕元のナースコールを押す。時計を見ると16時を回っていた。すると友也が病室に入ってきた。
「父さん、大丈夫なの?」
「ああ友也。大丈夫だ。」
「おじちゃん。大丈夫?!」
「お父様!どうなされたんですか。」
そして現れる友也の彼女の奏音と小さな生き物美月。学校を終えてそのまま見舞いに来たのだろう、2人とも制服姿が麗しい。
「やあ、奏音さんに美月さん。君たちも来たのかい。ありがとう心配いらないよ。もう元気だから。」
「女子に免疫がなかった友也がいつからそんなに女の子を連れて歩くようになったんだい?」
友也が連れてきた少女たちを見た妻が訊ねる。
「あ、母さん紹介するよ。彼女がお付き合いしてる奏音さん。」
「ほお、君が友也の彼女さんか。美人さんなのに友也なんかでいいのかい?あははは!」
「ちょ!母さん…。」
「お、お、お、お母様!は、はじめまして、か、奏音と申します!よ、よ、よろしくお願いします!」
「奏音緊張しすぎー。」
美月が突っ込む。美月と妻は二度目の対面だ。
「その節はお世話になりました。」
美月は舌っ足らずながらしっかりと妻に挨拶をしていた。
「相変わらず可愛らしい子だ。お二人とも今日はわざわざお見舞いありがとう。」
「梨果は?」
友也たちに訊ねる。
「えっと…。いや、下のロビーにはいるんだけど…。」
目を見合わせる3人。
コンコンコン
「失礼しまーす。」
看護師が入ってきた。