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臨時ヌードモデル ~梨果14歳の一年~
第46章 裸エプロン
ガラガラガラガラ

「ただいまー。」

「お帰り友也。」

ガチャッ

「あー友也くんお帰りー。」

「ただいま…って!!ちょ!!梨果さん服は?!」

梨果はタオル一枚巻いただけの姿で居間にやってきた。

「もー、今更このくらいで驚かないでよ。なんならタオル外そうか?」

「いやいやいや!慣れるわけないでしょ?俺男子中学生なんだよ?」

「あ!そうだ!暖かくなってきたことだし前に約束した裸エプロンやってあげるよ!」

「別に約束してないから!…ってもう行っちゃったよ。」

タオル一枚の梨果はすでに二階に駆け上がって行った。



「じゃーん!」

「ああ…。」

友也は顔に手の平を当てて真っ赤になっている。

梨果は以前家庭科の授業で作ったというエプロンを身に付けていた。ピンクを基調とした生地にヒラヒラとレースがあしらわれたファンシーなデザインだった。

「可愛いでしょ?」

「エプロンは可愛いけど梨果さんが変態過ぎて可愛くない。」

「なんですってー!この童貞仮性包茎めー!」

「いやいや!思い切り悪口言われたよ父さん!」

「仮性包茎の何が悪い!!」

一応友也に加勢しておいた。

「もー、わかったからちゃんと見てよ。ほら。」

くるりと後ろを向く梨果。

「うわわわっ!!本当に裸だし!」

後ろ姿を見るとブラもショーツも着けていない状態だった。背中にエプロンの帯が渡って腰でリボンのように結ばれているだけだった。

「お、俺風呂入るから!!」

前屈みに股間を抑えながら友也は浴室に逃げて行った。

「さて料理しよ、おじさん。…あれ?あんなに出したのにまた“ぼっき”してるの?」

「そりゃそうでしょ…。」

梨果をあえて見ずに気を紛らわせながら料理をした。


「いただきまーす。」

「ちょっと梨果さん、いつまでその格好でいるのよ。」

3人で夕飯の食卓を囲んだ今も梨果は裸エプロンのままだった。

「えー。だって可愛いんだもん。友也くんだって嬉しいでしょ?」

「目のやり場に困るよ!」

「どこを見てもいいよ。」

「えっ?!」

ドキッとしているようだった。チョロい友也。
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