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臨時ヌードモデル ~梨果14歳の一年~
第58章 花凜ブーム
一通り家事をしてから買い物に出かける。私は特に変装などしなくても人々はおじさん作家の顔など覚えているわけもないので今まで通り外出する。
「おはようございます。おや、真田さんも来てたんですか。」
“富山ドラッグ”へ入ると店内に真田氏が来ており調剤カウンターを挟んで富山氏とお茶を飲んでいた。
「お!一条院先生いらっしゃい!」
「はぁ…。」
懲りずに上方落語家のモノマネをする富山氏。
「驚いたよ。あんたがあの一条院巴だとは…。」
「早速読ませてもらったよ。あんたあんな羨ましい生活してるのかよ…。」
「フィクションです。」
「今ちょうどあんたたちの話をしていたところだよ。」
「私というか梨果でしょ?」
「正解。今度梨果ちゃんが雑誌“マカロン”のグラビアに出るのは聞いたかい?」
「ええ。」
「それの撮影を俺がするんだよ。」
「そういえば以前にそんな事言ってましたね。」
「ただ当初は美幸の単独だったんだが、急遽CM共演者だった今話題の梨果ちゃんを差し込まれた形なんだよ。」
「なんか申し訳ない。美幸さんにとっては迷惑でしょうね。」
「俺もそう思ったんだが美幸曰わくあんたらには感謝してるらしいよ。何だかわからんけど。」
「そうですか…。その節はよろしくお願いします。」
「梨果ちゃんは渦中の人だし先生も今は絵の出展を控えて忙しいみたいだからクロッキー会はしばらく休止だな。」
「梨果ちゃんが無理なら女子向けに友也くんの単独モデルって案もあるぞ?」
「あはははは!そりゃいい。」
「友也がなんて言うやら…。」
「で、今日は何をお求めで?」
「そうだコンドームを。」
「「は?」」
昨夜すっかり使い切ってしまったコンドーム。今回は3箱購入した。
「う…うらやましい…。」
富山ドラッグを後にした。
「おはようございます。おや、真田さんも来てたんですか。」
“富山ドラッグ”へ入ると店内に真田氏が来ており調剤カウンターを挟んで富山氏とお茶を飲んでいた。
「お!一条院先生いらっしゃい!」
「はぁ…。」
懲りずに上方落語家のモノマネをする富山氏。
「驚いたよ。あんたがあの一条院巴だとは…。」
「早速読ませてもらったよ。あんたあんな羨ましい生活してるのかよ…。」
「フィクションです。」
「今ちょうどあんたたちの話をしていたところだよ。」
「私というか梨果でしょ?」
「正解。今度梨果ちゃんが雑誌“マカロン”のグラビアに出るのは聞いたかい?」
「ええ。」
「それの撮影を俺がするんだよ。」
「そういえば以前にそんな事言ってましたね。」
「ただ当初は美幸の単独だったんだが、急遽CM共演者だった今話題の梨果ちゃんを差し込まれた形なんだよ。」
「なんか申し訳ない。美幸さんにとっては迷惑でしょうね。」
「俺もそう思ったんだが美幸曰わくあんたらには感謝してるらしいよ。何だかわからんけど。」
「そうですか…。その節はよろしくお願いします。」
「梨果ちゃんは渦中の人だし先生も今は絵の出展を控えて忙しいみたいだからクロッキー会はしばらく休止だな。」
「梨果ちゃんが無理なら女子向けに友也くんの単独モデルって案もあるぞ?」
「あはははは!そりゃいい。」
「友也がなんて言うやら…。」
「で、今日は何をお求めで?」
「そうだコンドームを。」
「「は?」」
昨夜すっかり使い切ってしまったコンドーム。今回は3箱購入した。
「う…うらやましい…。」
富山ドラッグを後にした。