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臨時ヌードモデル ~梨果14歳の一年~
第61章 合法的で壮大な露出
翌日、朝食を終えて3人娘と友也と共に駅へと向かう。
私と梨果は講師の絵が展示されている美術館へ、友也と奏音は横浜デートらしい。

「結局天気予報見なかったけど晴れて良かったね。」

「そうだね。デート楽しんできてね。」

列車に乗り初めの乗り換え駅に着いた。ここからそれぞれ別の路線に別れる。

「友也、昨日ドタバタで渡すの遅れちゃったけどこれ。」

友也に金一封を渡す。中学生くらいになると下手なプレゼントよりも現金の方が喜ぶのだ。

「ありがとう父さん。」

「ああ、楽しんでおいで。」

2人は人混みに消えて行った。


「じゃあ私もここで。」

楽団の練習があるという美月ともここでお別れだ。小学生にも見える美月だが、昨夜は梨果と一緒に私の愛撫によって三度もオーガズムを迎えた。

「また遊びにおいで。」

「うん。ごちそうさまでした。」

美月も私鉄の改札に向かって行ってしまった。彼女に対しても日に日に愛おしさが増し、こうして後ろ姿を見送ると心寂しい。

彼女たちには今日から梨果の絵が美術展に展示されるとは言わなかった。友也に至っては行きたくないと断られてしまった。そもそも梨果が父親のヌードモデルを務めるのには反対だからだろう。

「じゃあ我々も行こうか。」

「うん。」

手をつないで歩く。梨果はトラッドなワンピースを着ていた。足元は三つ折りソックスといつか見た黒革のストラップシューズだ。

「こう見ると清純な美少女だよね。」

「え?それどういう意味?」

「え?」

(清純…だよね?)

再び列車に乗り隣同士に座る。昨夜は2人に何度もねだられて寝不足だった。
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