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臨時ヌードモデル ~梨果14歳の一年~
第64章 梨果と男子小学生①
「もう4年生かー。ところでコウちゃんこんなとこで1人でなにしてたの?」

「べ、別になにも…。」

「へぇ~でもさっき背中に慌てて何隠したの~?」

「な、何でもないよ!」

「ええ~なんで焦ってるの~?見せてみ見せてみぃ~。」

幼気な少年をからかう梨果。逃げる少年の後ろにバドミントンで鍛えたステップで回り込む。

「や、やめてよ梨果お姉ちゃん!あっ…!」

「「あっ…!」」

「……マカロン。」

梨果が少年から奪ったものは梨果や美幸が出演している雑誌“マカロン”だった。

「……。」

気まずそうな顔をする少年。

「へぇー、コウちゃんもこういう雑誌に興味が出てきたんだー。」

「ちっ、違っ!たまたま落ちてて梨果お姉ちゃんに似た人が載ってたから…。」

確かにヨレヨレに汚れた雑誌はここに落ちていた物と思われる。

「その雑誌に載ってるRIKAって人もしかして…梨果お姉ちゃんじゃない?」

「うん、そうだよ。」

「な、なんでそんな…え、エロい格好したの…?」

梨果がマカロンのページを捲りRIKAがピアノの前で制服を脱いで下着姿(本当は白ビキニ)になっているシーンを開いて見せる。

「こういうの?」

「み、見せなくていいよ!」

「なんで?見てたんでしょ?」

「う…うん、でも見たら…ち、チンチンが急に腫れてスゴく痛くて…それで何だか変な気持ちになったんだよ…。」

(あぁ…そんな気持ちあったあった。懐かしい。)

おそらく初めて性的興奮を体感したのだろう。しかし自慰という捌け口を知らない僅かな時期。その頃の遠い日々の苦しみを思い出す。

「コウちゃん、お、おチンチン痛いの?!大丈夫?腫れてるの?!ケガしてる?!」

「いや、梨果…そうじゃなくて…ちょっとこっちいい?」

「えっ?う、うん…。」

少年から離れ梨果に耳打ちをする。

「たぶん勃起はしたけどオナニーを知らないから治められないんだよ。」

「えっ、そうなの?…それって苦しいの?」

「まぁ、そうだね。」

「…かわいそう。」

再び少年に近づき向き直る梨果。

「コウちゃん、痛み治まった?」

「ううん、全然腫れが治まらなくて痛いよ。もしかして病気なのかな?」

ショートパンツの前を膨らませた股間を眺める。
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