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臨時ヌードモデル ~梨果14歳の一年~
第65章 梨果と男子小学生②
「おじさん、じゃあちょっと行ってくるね。」
「本当にひとりで行くの?一緒に行くよ。」
私は先週河原で会ったコウちゃんと約束した雑誌“マカロン”を渡すため、コウちゃんの家まで出かけるところ。
「いいよ、だってコウちゃんあの時明らかにおじさんのこと警戒してたし。」
「まぁそうだけど…大丈夫かなぁ。」
「大丈夫だって、相手は小学4年生だよ?」
「いや、むしろ梨果の方が心配なのだけど…。」
「ん?」
「いや…なんでもない。仕方ない気を付けて行っておいで。」
「はぁーい。」
渋るおじさんに見送られ自転車で実家近くのコウちゃんの家を目指す。
「あっつー。」
夕方とはいえ真夏の気温は下がる気配がなかった。
「ふぅ…着いた着いた。」
実家から5件隣のコウちゃんの家に着き玄関のインターホンを鳴らした。
「はーい。」
「こんにちは。」
「あら!梨果ちゃん!お久しぶり。きゃー!すっかり有名人になっちゃってビックリしたわよ。」
コウちゃんのお母様が扉を開けて出てきた。
「あはは、ご無沙汰してます。コウちゃんは居ますか?」
「幸多?居るわよ。二階の部屋に居るから上がって上がって。」
「じ、じゃあお邪魔します。」
二階に上がると“KOTA”とネームプレートが下がった扉があった。
コンコンコンコン
「なにー?」
ノックをすると中からコウちゃんの声が聞こえた。
「梨果だよ。約束のマカロン持ってきたよー!」
「え?!え?!梨果お姉ちゃん?!」
ガチャ
間髪入れず扉を開けるコウちゃん。
「ちょ、び、びっくりしたー。てゆーか“マカロン”とか大きい声で言わないでよ。ママに聞こえちゃうじゃん。」
「えー。あまり女の人は知らない雑誌だから平気だと思うよー。」
「もー!いいから入って入って。」
「はいはい。」
部屋の中に入るとポケモンのグッズが並んだいかにも“小学生の男の子”の部屋だった。学習机に掛かったランドセルが微笑ましい。
「はい約束の“マカロン”だよ。新品だからね。」
事務所の江崎さんにお願いして取り寄せた新しいものを渡した。
「あ、ありがとう…。」
「本当にひとりで行くの?一緒に行くよ。」
私は先週河原で会ったコウちゃんと約束した雑誌“マカロン”を渡すため、コウちゃんの家まで出かけるところ。
「いいよ、だってコウちゃんあの時明らかにおじさんのこと警戒してたし。」
「まぁそうだけど…大丈夫かなぁ。」
「大丈夫だって、相手は小学4年生だよ?」
「いや、むしろ梨果の方が心配なのだけど…。」
「ん?」
「いや…なんでもない。仕方ない気を付けて行っておいで。」
「はぁーい。」
渋るおじさんに見送られ自転車で実家近くのコウちゃんの家を目指す。
「あっつー。」
夕方とはいえ真夏の気温は下がる気配がなかった。
「ふぅ…着いた着いた。」
実家から5件隣のコウちゃんの家に着き玄関のインターホンを鳴らした。
「はーい。」
「こんにちは。」
「あら!梨果ちゃん!お久しぶり。きゃー!すっかり有名人になっちゃってビックリしたわよ。」
コウちゃんのお母様が扉を開けて出てきた。
「あはは、ご無沙汰してます。コウちゃんは居ますか?」
「幸多?居るわよ。二階の部屋に居るから上がって上がって。」
「じ、じゃあお邪魔します。」
二階に上がると“KOTA”とネームプレートが下がった扉があった。
コンコンコンコン
「なにー?」
ノックをすると中からコウちゃんの声が聞こえた。
「梨果だよ。約束のマカロン持ってきたよー!」
「え?!え?!梨果お姉ちゃん?!」
ガチャ
間髪入れず扉を開けるコウちゃん。
「ちょ、び、びっくりしたー。てゆーか“マカロン”とか大きい声で言わないでよ。ママに聞こえちゃうじゃん。」
「えー。あまり女の人は知らない雑誌だから平気だと思うよー。」
「もー!いいから入って入って。」
「はいはい。」
部屋の中に入るとポケモンのグッズが並んだいかにも“小学生の男の子”の部屋だった。学習机に掛かったランドセルが微笑ましい。
「はい約束の“マカロン”だよ。新品だからね。」
事務所の江崎さんにお願いして取り寄せた新しいものを渡した。
「あ、ありがとう…。」