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第66章 海だよ！全員集合

一週間前……

「夏休みも残り少ないしどこか遊びに行こうよ。」

「いいね！みんなで海行こうよ！」

「ええっ…海かぁ…」

「おじさん海嫌なの？」

「だって暑いし砂とかついて面倒くさいし。」

「だからおじさんはおじさんなんだよ。」

「なんなのよそれ……」

海で遊ぶなんて若者だけだ。

「まぁ保護者としてついて行くよ…」

中学生だけで海水浴は危険だ。

「「やったー！」」

「水着どうしよう。富山さんに貰ったビキニでいっか。」

「だめだよあんなマイクロビキニ！梨果さんはもっと自分を大事にしなよ。」

「えー友也くん誕生日会では喜んでたじゃん。」

「俺が見るのはいいけど他人に見せちゃだめなの！」

「えーなにそれー。その辺は親子似てないのね。」

「父さんが異常なんだよ。」

「まぁ否定はしないよ……」

(やれやれ……)

ということで海水浴に行くことになったのだった。