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臨時ヌードモデル ~梨果14歳の一年~
第67章 15歳の誕生日
普段あまり話さない男子たちにも笑顔で答えてたら初め緊張気味だったけど慣れると何でもかんでも聞いてくるようになった。
ずっと疑問に思っていた事をこの場で投げかけているのだと思う。
「お…親父の前でヌードモデルしたって…ほ、本当なのか?」
男子たちの眼差しは真剣そのものだった。女子たちは”その話に触れるんだ“という顔をしていたけど興味があるようで止めることはしなかった。
「もちろん本当だよ。別に身内なんだから平気だよー。」
ちょっと嘘ついちゃった。最初はすごく怖かったし襲われない為にかなり気を使った。
「うわー、本当なんだー。」
悔しそうな男子たち。
「えー!私なら絶対無理だなー。」
1人の女子がそう言った。もちろん私だって本音はそうだよ。
「お父さんはお前の裸で興奮とかしなかったの?」
「するわけないじゃん、実の娘だよ?それに父は美大時代から嫌というほど裸婦画を描かされているからもうモデルにそんな気は全くおきないと言ってたよー。」
「そんなもんなんだー。」
「信じられない…。」
全くの嘘。お父さんは私で思い切り欲情します…。でもそんな事言えない。
「本当にお前は恥ずかしくなかったの?」
「…実はスッゴく恥ずかしかったよ。」
「だよねー。」
頷く女子。
男子は矢継ぎ早に質問を投げかけてくる。
「本当に親父さんの前で全部脱いだの?実は胸とか…あ…アソコとかはあとで親父さんの想像で描いたとかではなくて?」
「本当に全部脱いだよ。上も…下も……。だからあの絵は全て私そのもの。」
「そ…そうなんだ……。」
「あらら、落ち込んじゃったよー。コイツお前の事が前から好きだからなー。」
「ちょ!!余計なこと言うなよー!」
「あははははは!!」
「偶然だな、俺もー!」
「俺も俺もー!」
「もうやだー!男子ったらドサクサに紛れて梨果に告白してるー!」
「あははははは。」
「………………。」
「…………………。」
一瞬シーンとなる。
「それであの一条院巴って……。」
ずっと疑問に思っていた事をこの場で投げかけているのだと思う。
「お…親父の前でヌードモデルしたって…ほ、本当なのか?」
男子たちの眼差しは真剣そのものだった。女子たちは”その話に触れるんだ“という顔をしていたけど興味があるようで止めることはしなかった。
「もちろん本当だよ。別に身内なんだから平気だよー。」
ちょっと嘘ついちゃった。最初はすごく怖かったし襲われない為にかなり気を使った。
「うわー、本当なんだー。」
悔しそうな男子たち。
「えー!私なら絶対無理だなー。」
1人の女子がそう言った。もちろん私だって本音はそうだよ。
「お父さんはお前の裸で興奮とかしなかったの?」
「するわけないじゃん、実の娘だよ?それに父は美大時代から嫌というほど裸婦画を描かされているからもうモデルにそんな気は全くおきないと言ってたよー。」
「そんなもんなんだー。」
「信じられない…。」
全くの嘘。お父さんは私で思い切り欲情します…。でもそんな事言えない。
「本当にお前は恥ずかしくなかったの?」
「…実はスッゴく恥ずかしかったよ。」
「だよねー。」
頷く女子。
男子は矢継ぎ早に質問を投げかけてくる。
「本当に親父さんの前で全部脱いだの?実は胸とか…あ…アソコとかはあとで親父さんの想像で描いたとかではなくて?」
「本当に全部脱いだよ。上も…下も……。だからあの絵は全て私そのもの。」
「そ…そうなんだ……。」
「あらら、落ち込んじゃったよー。コイツお前の事が前から好きだからなー。」
「ちょ!!余計なこと言うなよー!」
「あははははは!!」
「偶然だな、俺もー!」
「俺も俺もー!」
「もうやだー!男子ったらドサクサに紛れて梨果に告白してるー!」
「あははははは。」
「………………。」
「…………………。」
一瞬シーンとなる。
「それであの一条院巴って……。」