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第2章 壁の女
このままでは尻に注がれた液が吹き出す…。
だが尻に力をいれると膣も締まり、ナカの太さと快感が女を悩ませる。

男の笑い声と共に、今までされたこともないような優しい愛撫が全身に巡る。
暖かな大きな手が、腰や太もも、腹回りを撫で、それに合わせるように緩やかなストロークを繰り返すことで、全身がトロトロの肉になるような優しい快感がせりあがった。

「うぐ、ふっ、ふぶぅ、ぅうおふ…」

女は諦めの涙を流しながら、自分の体に起きた不幸を笑うしかなかった。一つ、玉が抜ける。

「んぶう!!」

すんでのところでこらえて押し留めた。腸が張りだしまた引っ込んでいくのを感じる…。
男は女の括約筋が息を切らしながらも、ゆっくりと平常に戻っていくのを眺めたあと、それを嘲笑うようにまた玉を引っ張り始める。

「ぐ!ぶ、うふぅおお!!」

今度は一つで留まらなかった。次々と玉が引き出され、さらに容赦のないピストンが子宮口近くにある女の快感のツボを突き上げるのだ。

「は、は…は、う、ふ、うぅ…」

女は度を越えた快感に目を剥いて放心していた。
じわじわと快感の堰が切られようとしている。
男も快感が近いのか、息を荒らげながら肉棒を膨らませた。
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