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秘め事は月の輝く夜に、あなたと~後宮華談~
第3章 すれ違う心
 が、明香の頑なな態度が余計に王の苛立ちを煽ったようだった。
「不敬、互いに想い合う男女が恋を語らうのが不敬とそなたとそう申すのか。孫尚宮、いつかの夜、そなたが北園の四阿で書き記した詩は、誰が読んでも恋の歌だと言うだろう。あの夜を思い出すが良い。それでも、まだ、そなたは自分の気持ちを偽ると申すか!」
 明香はうつむき、唇を噛みしめる。涙が眼の縁までせり上げてきて、今にも零れそうになっていた。
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